カードを愛するそれまでは、タロットとか占星術とか あまりやろうとは思っていませんでした。 ライターとして、星占いの原稿を書いたり、 四柱推命や風水の本をまとめるなかで、 「そういうふうに決め付けないで」とか、 「それじゃあ、救いがなさすぎだよ」 そんなふうに思うことがあって、 その手のものを自分がやることはないだろうと 思っていました。 でも、ボイジャータロットを始めました。 そのいきさつは、HPにも書いてあるのですが、 気がついたらお気に入りにサイトが登録してあり、 迷って迷ってどうにもできなかったときに、 苦しくてネットでカードをひいて、 アドバイスをもらったからです。 何事もうまく運んでいて、何も心配ないときは、 そういうツールって必要ないですね。 だから、占いなんてと思うのですが、 自分が、想定外の出来事に巻き込まれたときは、 何をどうしたらいいのかわからず、 人にも相談し、相談して混乱して、最後はカードをひきました。 カードは、そのとき、右往左往する私の状態を ずばり指摘してくれ、 私の物事の捉え方のずれを 理解させてくれました。 そのおかげで起きていることに惑わされず、 きちんとことにあたることができたのです。 その後、ボイジャータロットを習っていくうちに、 他のタロットをやってきた方たちとも仲良くなりました。 彼女たちは、ボイジャータロットが一番だとは言いません。 他のカードからも学ぶことはいっぱいあると。 どのカードであっても、 「必要なカードをひいてることは間違いない」と。 そして、その読み解き方と本人の理解だけなんだと。 他のカードに偏見のあった私は、 自分の視野の狭さが恥ずかしくなりました。 カードが語りかけてくることを、 自分の中にある不安感や恐怖が邪魔して、 まっすぐに受け取れなかっただけなんだ・・・。 ボイジャーでも他のタロットでも、 そして、オラクルカードでも、そのときそのとき、 ちゃんとメッセージを伝えてくれているのです。 目の前にある絵柄には、プラスもマイナスもない。 それがマイナスに見えるのは、 自分の経験からできた思考と、歴史などが作った 集合無意識からなのでしょう。 これが一番とか、これだけが正しいということはなく、 タイミングと縁なのだと思います。 そして、出会ったツールをどのように使うかも、 本人の度量だと思うのです。 何が正しくて、何が間違っているということもない。 カードは、意識してないことを表面化してくる 力があります。 もう、わかりきったことでなく、 心の奥に隠れていること。 それがカードの魅力です。 それを見ようと決心した人だけが、 それを読み取れるのかもしれません。 私は、その見ようとする意識を このカードで育ててもらったかなあと思います。 何でも自分に聞ける人は、それは素晴らしい。 それができる人は、もうツールはいらないでしょう。 でも、私も、そのつもりでしたが、 案外、光を当ててない隠れた部分をたくさん見つけましたよ。 そして、それを見つけて解放して、 それを繰り返しているうちに、 自分が無理なく枠を広げていることが実感できたんです。 自分の枠は、自分でみてもわからないから、 なかなかはずせませんよね。 それを見せてくれるのが、他の人たちであり、 またカードのようなツールなんじゃないでしょうか。 はあ~長文・・・・。 言いたいことが書けたかなあ・・・。
by laetitia-takako
| 2010-12-03 12:49
| 日記
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